潮騒の子守り歌-[conparuの白い航跡]

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zoom RSS 海からの便り―海音

<<   作成日時 : 2014/01/27 20:36   >>

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夕暮れの海岸通りに灯がともっている。
砂浜に下りて渚を歩いていると
光の反射を受けた波打ち際が
黒々とした砂の感触の中に呼吸していた。

島の灯台の回転線条光が
沖に向かって明滅している。
ふと、かつては海の向こう側にいた
自分に出会った気がした。

確かに今の自分との間には
長い時間の隔たりがあるけれど
営々と続いている海流の鼓動が
親しみを持って沖合から
押し寄せて来るのを感じていた。



画像


遠くの潮騒の響きが
大きなうねりとなって目の前で弾けると
暗い風の中に立っている現実の自分に立ち返るのだった。

もう既に人影はない。
外形を遮断した暗い浜辺には
能舞台の雰囲気が漂っていた。

幽玄な装いのもう一人の自分の姿が
灯台の照射をうけながら
沖へ沖へと帰っていく





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