潮騒の子守り歌-[conparuの白い航跡]

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zoom RSS バンクーバー島

<<   作成日時 : 2013/02/24 00:01   >>

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カナダの西海岸、バンクーバーと言えば米国領のシアトルに近い都市であり、
バンクーバー島は海峡を挟んでその向こうにある。
北米杉の製材を積んで、米国東岸のいくつかの港に荷を下ろしたことがある。

当時のメモ書きした手帳が、実家の兄から送られて来るまでは、遠い記憶の中に
存在する、美観のシンボルのような山村港ケミナスが焼きついていた。
ただ、メモ書きが簡潔すぎて、詳細な行程までは辿ることができない。

森林国カナダの自然が美しい。
五大湖周辺も特にナイアガラの滝が有名だけど、見たことがない。
ナイアガラが表だとすれば、バンクーバー島は裏と言える立地だろうか。
すべては手帳に閉じ込められたタイムカプセルの一端を覗いてみよう。

**年10月10日 横浜、浅野ドックを出たM丸は、試運転のため
東京湾を一周した翌朝、北米に向けて出港した。北太平洋の波は荒い。

10月23日バンクーバー島ケミナスに着く。
何とY、HAMAを出てから13日もかかっている。
このM丸は図体は大きいけれど(13,712D/Wトン)12.9ノットと
足が遅いのだ。

カナダ杉製材(床材のよう)の積載が始まる。
ケミナスの町は小高い山に抱かれ、原色の赤や青の屋根が
程良い間隔を持って緑の中に散在している。
色とりどりの積み木を絨毯に散らしたような、メルヘンチックな
佇まいが目の前にあった。

深い入り江の岸辺には、フィッシング兼レジャーボートが
竿を立てて並んでいて、水の色は海底が見えるほどの透明さだ。
早速、籠編みした丸いネットに、魚の切り身を入れて海底に下ろした。

先輩たちの入れ知恵でカニを捕獲するためだったが、
ものの30分もしないうちにごっそり上がってきた。
今から思えば、断りもなく外国の資源を摂取したのだから、ヤバイ
行為だったのかも知れない。

蟹はバケツに蒸気ボイルして、おやつ時に皆で食べた。
新鮮で美味しかった。

10月31日 09:00ケミナス出港。14:00ビクトリア港着。
いよいよバンクーバー島の積載寄港が始まるのである。


















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